トーエイ物流のニュースレター
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トラックの日常点検②
ご安全に

今回は制動装置の車両日常点検項目を解説します。
制動装置の故障は重大事故を引き起こす原因となるので、万が一のために日常の点検が重要です。

≪ブレーキ・オイル≫
●ブレーキ液量をチェックする
ブレーキ液タンク内の液面が「OIL LEVEL」~「MIN」の線との間にあれば適正です。不足している場合は「OIL LEVEL」線まで補給します。

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※補充時「OIL LEVEL」線を超えないように注意しましょう。
※ブレーキ液が著しく減っているときは、配管からの漏れが考えられるので配管を伝って漏れがないか確認します。
※ブレーキ液を補充するときはメーカー指定又は相当品を使用してください。
※ブレーキ液の補給時はタンク内にゴミ・ホコリ、水分などの異物が混入しないように注意してください。


≪エア・タンク≫(エア・ブレーキ車)
●エア・タンクの凝水をチェックする
エア・タンク下のドレーン・コックを開いて擬水を排出します。
排出後はドレーン・コックからエア漏れが無いことを確認してください。

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※エア・タンクから多量の水分が排出されるときは、エア・ドライヤ内の乾燥剤が劣化している可能性があるので、整備工場で点検を受けてください。

●空気圧の上昇具合をチェックする
エア・タンク内のエアを全部排出してから、エンジンをアイドリングさせてエア・プレッシャ・ウォーニングランプが消灯するまでの時間が規定時間内ならば正常です。(規定時間はメーカーの取扱書を参照)

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≪ブレーキ・ペダル≫
●ブレーキ・ペダルを踏み込んだとき、スムーズに動作するか確認する。
ペダルの踏みしろが適正で、異状な引っ掛かりが無いか確認します。

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●エア・ブレーキ
ブレーキ・ペダルを踏み込んでからぺダルから足を離したときに、ブレーキバルブからの排気音がして、ペダルが完全に戻るか確認します。また、ブレーキバルブから異音がしないかもチェックしてください。

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●ブレーキの効き具合
ゆっくり走行してブレーキ・ペダルを踏み、効きが十分か、片効きしないか確認します。

≪パーキング・プレーキ≫
●センターブレーキ式の場合
レバーを戻した状態から静かに引き、引きしろが多すぎたり少なすぎたりしないかを、ノッチ数(カチカチ音)で確認します。3~9回が適量です。

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●ホイールパーク式の場合
レバーを戻した状態から引き上げた時に排気音がすること。レバーがロックされることを確認します。

≪ブレーキ・ライニング≫(適時)
●ブレーキ・ドラムとライニングとのすき間をチェックする
手動調整式のものは、規定の空気圧の状態で、ブレーキ・ペダルを数回操作し、ブレーキ・シューを安定させた後、点検孔の有るものはシックネス・ゲージにより、また、点検孔のないものはアジャスタにより、すき間を点検します。

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※必ず輪止めを設置して点検してください。

ブレーキの故障は頻繁に起こることはありませんが、万が一発生した場合には甚大な事故に繋がります。毎日の積み重ねが、そのような事故を防止します。我々プロドライバーは日常点検を確実に実施して事故防止に繋げています。

記者:S.O
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by toeilogistics | 2016-05-20 09:20 | 雑記

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